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種まきから育苗へと 発芽するか毎年緊張の瞬間です

我が家は「ポット式」という方法で苗を作ります。花でいえば鉢に一粒ずつ植えていくイメージです。これはその鉢がいくつもついたものだと思ってください。これを「ダシ」と呼びます。まずはこのダシに「床土」として1/3程度を入れます。

 
 
 

 次に芽だしした「種」(モミ)を入れます。
 3〜5粒入っていればいいです。

 
 最後に「覆土」と呼ばれる、文字通り「覆う土」をかけます
。そうすることで根がしっかり出来て、田んぼに植えたときもしっかり土に根をおろすことができます。
 
 
   っという作業をこの種まき機械にておこないます。この機械には3つの赤い箱が付いていて、左は「床土」、真中は「種」(モミ)、右は「覆土」が入っています。この箱の下を「ダシ」が通っていくことによって種がまかれるという仕掛けなのです。
 
 まずカラのダシをセットします。15枚くらいしかセットできません。そして手でクルクル回して...っと原始的な方法ではありません。電動でスイッチ一つで、あとはひたすら待ちます。しかしモミや土の補充、微調整など作業は結構あります。  
 
   「床土」→「種」→「覆土」がかかった状態で出てきました。
 
種まきが終わりました。
こんなにダシができました。
明日はこれをビニールハウスに設置する作業です。
一番キツイ作業です。
 
 
  いよいよビニールハウスに並べます。耕運機で柔らかく耕したあと、水をタップリまいてチョット泥っぽい状態にします。そうすることでダシがしっかりと土に密着し栄養分を補給できるようになります。水をタップリまいたつもりでも、すぐに土に吸収されてしまいますので、水をまきながら少しずつダシを並べていく作業のくりかえしです。
 
ダシは全部で600個あります。立ってダシを取り、しゃがんで設置します。スクワットを600回やったと同じです(汗)。
両太ももがプルプル震えています。
 
 
  ようやくダシを並べ終わりました。あとはこれに布団を掛けてあげます。とにかく温度の管理は徹底しなければ芽が出ません。ビニールハウスの中はとても暑くて作業してても汗が滝のように流れてくる温度ですが、種はもっと暖かくしなければいけません。
 
完成です。ビニールハウスを閉めて、温度を逃がさないようにします。この時期、日中は気温が上がるもののまだまだ夜は冷え込みます。芽が出るまで温室にて育てます。  
 
  雪解けすぐの田んぼです。稲わらが土へとかえっています。冬の間じっくり寝かされていた田んぼもようやく活躍できる季節になってきました。やっぱり土壌は二毛作はきついです。しっかり休ませておく期間が必要です。
 
あきたこまちがようやく芽を出しました。まずはひと安心です。全体像だとわかりにくいです。
拡大してみました。なんか可愛いですね!これがやがて稲になります。
 
種まきをして約1週間。雑草のようですが稲です。少しずつ成長しています。  
 
  斜めからです。こっちの方がわかりやすいでしょうか?
このまま順調に育ってほしいものです。
 

種まきをして約2週間です。成長してきました。約5cmくらいでしょうか?しっかり根を張っていることが重要です。

 

全体像です。
一本一本、光を存分に吸収して成長して欲しいものです!

 
種まきをして約3週間。苗はデリケートでビニールハウスの中の温度が30℃を超えると焼けてしまいます。だから日中は30℃を超えないようにビニールハウスを開けておかなければなりません。朝一番に開けて、夕方4時頃に閉めるということを毎日繰り返えします。  
 
  温度が29℃です。これくらいが丁度良い温度でしょうか?
この温度を維持しましょう!!
 
いい感じに成長していると思います。  
 
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